ミニ・レビュー
とにかく、パールマンは恐ろしく巧い。特に後半の2曲にそう感じる。前半の2曲は少し饒舌かと思う時もあるが、それはぜい沢な悩みかもしれない。特筆されるのはマルティノンの伴奏。品格の高さと透明感をあわせもったものだ。
収録曲
01序奏とロンド・カプリチオーソop.28 (サン=サーンス)
02詩曲op.25 (ヴァイオリンと管弦楽のための) (ショーソン)
03ハバネラop.83 (サン=サーンス)
04ツィガーヌ (ラヴェル)
演奏
イツァーク・パールマン(VN) ジャン・マルティノン指揮 パリ管弦楽団