ミニ・レビュー
じつに新鮮。ヴィヴァルディといえば「四季」を中心にいくつかの協奏曲しか聴いたことがないという多くの人にぜひ勧めたい。とくに(6)は感激の名作。この1曲だけでも値打ちがある。(1)〜(3)はソロ・パートを持たない協奏曲。(1)(5)のカークビーも聴きもの。
収録曲
01カンタータ「荒れ狂う海の中で」RV.627
02協奏曲ニ短調「マドリガル風」
03同ト短調RV.157
04同ト長調RV.151「田園風」
05カンタータ「エルヴィーラの麗しい面影から」RV.680
06マニフィカト (私の魂は主を崇め)RV.610
演奏
ジーン・ラモン指揮 ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ&合唱団 (1)(5)エマ・カークビー,(6)スゼット・ルブラン&ダニエル・フォルゲ(S),リチャード・カニンガム(C―T),ヘンリー・イングラム(T)