ミニ・レビュー
モーツァルトでは控え目な表現の中に清らかな感情を引き出し、シュトラウスでは存分にロマンチックな思いを吐露しているし、ヴォルフの憧れに満ちた世界も十二分に描き出す。オジェーとゲージの創り出す深く変幻自在な表現が聴く者を魅了してやまない。
収録曲
モーツァルト:
01隠しごとK.518
02喜びのときめきK.579
03すみれK.467
04ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時K.520
05別離の歌K.519
06夕べの思いK.523
R.シュトラウス:
07あすの朝
08それだけではすまない
09とても幸せ
10見つけた花
ヴォルフ:
11ゲーテ詩集〜ミニョンの歌 (4曲)
演奏
アーリーン・オジェー(S)アーウィン・ゲージ(p)