ミニ・レビュー
R.シュトラウスのオペラのほとんどが、交響詩の筆が置かれてから書かれたもので、ここで聴くオペラからの管弦楽曲集は、彼の円熟期の作品の素晴らしさをよく伝えている。テイトの演奏も優れていて、特に緩やかな音楽が(作品ともども)本当に美しい。
収録曲
01歌劇「インテルメッツォ」op.72による4つの交響曲的間奏曲
02同「カプリッチョ」op.85〜弦楽六重奏曲
03同「無口な女」op.80〜ポプリ
04同「グントラム」op.25〜第1幕への前奏曲
05同「影のない女」op.65による交響的幻想曲
演奏
ジェフリー・テイト指揮 ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団他