ミニ・レビュー
久方振りにこのアンサンブルの音に接した。LPの時に比べて少々メタリックになっているような気がしたが、その基本的に典雅な音にすぐに引き込まれてしまう。ソロは艶やかに輝き、テュッティは豊かな響きでそれを取り囲む。ソロの巧さは言うまでもない。
収録曲
ヴィヴァルディ:
01ヴァイオリン協奏曲変ホ長調F.1-9 P.429 op.33-1
02チェロ協奏曲ト長調F.3-22
03ヴィオラ・ダモーレ協奏曲ニ長調F.2-5 P.166 op.63-1
042つのヴァイオリンのための協奏曲変ホ長調F.1ー101 P.423 op.27-4
052つのチェロのための協奏曲ト短調F.3-2 P.141 op.58-3
演奏
コレギウム・アウレウム (1)(4)フランツヨーゼフ・マイアー(VN) (2)アンナー・ビルスマ(VC) (3)ギュンター・レメン(ヴィオラ・ダモーレ) (4)ディーター・フォルホルツ(VN) (5)アンゲリカ・マイ,ヨハネス・ブール(VC) (3)〜(5)ロルフ・ラインハルト指揮