ミニ・レビュー
いずれも60年代、パールマンが20代の頃の録音。艶の乗った独特の美音を武器に、エイヤッ、とばかりタップリと歌い、バリバリと弾きまくる。アジワイ、などと口走る前に、とりあえずサワヤカに感心させてしまう快刀乱麻。選曲もウンチクがなくて、いい。
収録曲
[Disc 1]
01ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.35 (チャイコフスキー)
02ロマンス ヘ短調op.11 (ドヴォルザーク)
03ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調op.63 (プロコフィエフ)
[Disc 2]
01同ニ短調op.47 (シベリウス)
02スペイン交響曲op.21 (ラロ)
03ツィガーヌ (ラヴェル)
演奏
イツァーク・パールマン(vn) [1] [2] (1)エーリヒ・ラインスドルフ指揮,ボストン交響楽団 [2] (2)(3)アンドレ・プレヴィン指揮,ロンドン交響楽団