ミニ・レビュー
シュワルツコップがバッハ、グルックからR.シュトラウス、ヴォルフにいたるドイツ歌曲の流れたどるアンソロジー。表現に味わいがあり、歌声、および、ムーアのピアノが大変にチャーミングである。それでも、やはり、彼女の歌は音程が分かりにくい。
収録曲
01御身が間近におられるなら (バッハ)
02流れる小川に (グルック)
03夕べの想いK.523 (モーツァルト)
04魔法使いK.472 (同)
05悲しみの喜びop.83-1 (ベートーヴェン)
06連祷D.343 (シューベルト)
07「美しき水車屋の娘」〜いらだち (同)
08「ミルテの花」〜くるみの木op.25-3 (シューマン)
09ことづてop.77-5 (同)
10あの下の谷のそこでは (ブラームス)
11ねえ、母さん、欲しいものがあるの (同)
12甲斐なきセレナーデop.84-4 (同)
13夏の子守歌 (ヴォルフ)
14父が言いましたop.36-3 (R.シュトラウス)
15ひどいお天気op.6-5 (同)
16鼠とりのおまじない (ヴォルフ)
演奏
エリザベト・シュヴァルツコップ(S)ジェラルド・ムーア(p)