ミニ・レビュー
このコンビのモーツァルトは交響曲や協奏曲ではやや物足りない場合もあるが、この類の音楽では文句なし。サロン音楽としての様式を守りながら、芸術的な感銘も与えてくれる。(1)(2)は溌剌とした弦楽五重奏版。ポストホルンも見事。録音も音楽性豊か。
収録曲
01ディヴェルティメント ニ長調K.136
02同変ロ長調K.137
03行進曲ニ長調K.335-1
04セレナード第9番ニ長調K.320「ポストホルン」
05行進曲ニ長調K.335-2
演奏
(1)(2)アカデミー室内アンサンブル (3)〜(5)ネヴィル・マリナー指揮,アカデミー室内管弦楽団,マイケル・レアド(ポストホルン)
録音
(1)84.1 (2)86.6 (3)(5)81.11 (4)84.6