ミニ・レビュー
録音年代は20年以上に渡っているが、音質や芸風に凸凹なく、まるで最新のベスト演奏のような印象。ともかく、これだけ明るくメリハリをつけ、うるさいくらいにたっぷりと歌わせることにおいて、パールマンをおいて右に出るものはなかろう。
収録曲
01チゴイネルワイゼンop.20 (サラサーテ)
02ヴォカリーズop.34-14 (ラフマニノフ)
03タイスの瞑想曲 (マスネ)
04「なつかしい土地の思い出」op.42-2〜スケルツォ (チャイコフスキー)
05序奏とタランテラop.43 (サラサーテ)
06美しきロスマリン (クライスラー)
07愛の挨拶op.12 (エルガー)
08スペイン舞曲 (グラナドス〜クライスラー編)
09「無言歌集」〜甘き思い出op.19-1 (メンデルスゾーン〜ハイフェッツ編)
10子守歌op.16 (フォーレ)
11「ポーギーとベス」〜イット・エイント・ネセサリリー・ソー (ガーシュウィン〜ハイフェッツ編)
12「サルタン皇帝の物語」〜熊蜂の飛行 (リムスキー=コルサコフ〜ハイフェッツ編)
13亜麻色の髪の乙女 (ドビュッシー〜ハルトマン編)
14金髪のジェニー (フォスター〜ハイフェッツ編)
15妖精の踊りop.25 (バッツィーニ)
16愛の喜び (クライスラー)
17愛の悲しみ (クライスラー)
18踊る人形 (ボルティーニ〜クライスラー編)
19「なつかしい土地の思い出」〜メロディーop.42-3 (チャイコフスキー〜フレッシュ編)
演奏
イツァーク・パールマン(vn)(1)〜(6)ローレンス・フォスター指揮 アビー・ロード・アンサンブル (7)〜(19)サミュエル・サンダーズ(p)