ミニ・レビュー
U2はボノ(vo)、アダム・クレイト(b)、ジ・エッジ(g、key)、ラリー(ds)の4人により76年アイルランドのダブリンで結成されたグループ。パンク、ムーヴメントの嵐が去った後、本格的ロック・バンドを目ざす彼らはピーター・ガブリエル、XTCで知られるスティーヴ・リリィホワイトのプロデュースによるデビュー・アルバム『ボーイ』で一躍注目されるようになった。ボノの強烈なヴォーカル、ラリーのたたきこむようなドラムス、エッジのストレートなギターが創り出す研ぎ澄まされた音空間は、聴く人に類まれな緊張感をもたらしてくれる。また、アイルランドやポーランドなどの紛争に関心を持つ彼らは、それらに対する抗議、連帯、解放を曲の大きなテーマとしている。聴衆と一体と成すライヴからは熱い感動が伝わってくる。
ガイドコメント
83年に行われたボストン、デンバー、西ドイツでのライヴを収めたアルバム。「40」はCDのみに収録されている。同名のライヴ・ビデオも発売された。83年発表。