ミニ・レビュー
パーヴォ・ヤルヴィはエストニア出身の名指揮者ネーメの息子。彼は民族的叙事詩に基づく声楽つきの大作「クレルヴォ」の悲劇的な世界を、繊細な抒情性を軸としてデリケートに紡いでいく。氷の中で炎が燃えているような不思議なテイストを持った演奏だ。
ガイドコメント
P.ヤルヴィのシベリウス第2弾。交響曲録音の1枚めに、番号付き交響曲に比べてやや地味な存在ながら作曲者20代の才気が溢れる「クレルヴォ」を選ぶあたりがいかにも彼らしい。
演奏
パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 エストニア国立男声合唱団 ランディ・ステーネ(MS) ペーター・マッティ(BR)