ミニ・レビュー
陰気なドラマでぐるぐる巻きにしてくれるスケールは大きくサウンドにはトゲがあり、歌はもちろんねばねばで歌詞の意味が歌いまわしで理解できるから見事だ。これはもちろんグラム・ロックでさすが岡野ハジメのプロデュースだ。騒々しさに深みも。
ガイドコメント
97年末の東京ドーム・ライヴでついに完全復活を遂げたラルク。明けない夜は決してないように、今後の方向性を明確に打ち出してくれたのがこのアルバムと呼べるだろう。
収録曲
01ローレライ
02ウィンター・フォール
03シンギン・イン・ザ・レイン
04シャウト・アット・ザ・デヴィル
05虹 (アルバム・ヴァージョン)
06バース!
07プロミスト・ランド
08フェイト
09ミルキー・ウェイ
tetsu作詞・作曲による煌びやかなポップさあふれるラヴ・ソング。前向きで直情的な歌詞と淀みのないヴォーカルが調和し、どことなくロマンティックな雰囲気が漂う楽曲。じんわりと幸福感も残す秀逸なアルバム曲。
10あなた