ミニ・レビュー
S.サンダースのピアノと共に繰り広げられるパールマンの小品集。馴染みの曲が多いというのも魅力だが、パールマンのヴァイオリンが実にのびのびと躍動感を持って奏でられている点がやはり聴き所だろう。“音楽”とは歌うことなんだと痛感させられる。
収録曲
01華麗なるポロネーズ第2番op.21 (ヴィエニャフスキ)
02特徴ある2つのマズルカop.19-1〜オベルタス (同)
03金髪のジェニー (フォスター)
04アメリカの思い出〜ヤンキー・ドゥードルによるブレスク風変奏曲 (ヴュータン)
05深い河 (黒人霊歌)
06妖精の踊り (バッジーニ)
07シシリアンヌ (パラディス)
08ロシアの歌 (ストラヴィンスキー)
09カヴァティーナ (ラフ)
10メロディー (チャイコフスキー)
11なつかしいウィーン (ゴドフスキー)
12タンゴ (カステルヌオーヴォ=テデスコ)
13小舟で (ドビュッシー)
演奏
イツァーク・パールマン(vn)サミュエル・サンダース(p)