ガイドコメント
バンドの10周年を記念したデビューから96年までのヒット・ナンバーを集めたベスト・アルバムの廉価盤。ロックとポップスが自然に融合しており、彼らが支持を受ける理由がよく分かる1枚。
収録曲
01LIVIN' ON A PRAYER
ドラマティックなシンセ・サウンドと低音コーラスのミステリアスなAメロから一転、スタジアム級のスケールと高揚感あふれるメロディアスな展開を迎える、代表曲のひとつ。終盤の転調を繰り返しての高音ヴォーカルは圧巻。
02KEEP THE FAITH
03SOMEDAY I'LL BE SATURDAY NIGHT
04ALWAYS
終わった恋愛をいまだひきずる痛々しい詞を、ブルージィなギターと効果的に配されたオーケストラで大いに盛り上げるナンバー。デビュー10周年のベスト・アルバムの新録曲として、これまでに築いたサウンドを凝縮している。
05WANTED DEAD OR ALIVE
06LAY YOUR HANDS ON ME
07YOU GIVE LOVE A BAD NAME
ハード・ロック感の強い、ボン・ジョヴィの最も人気のある作品の一つ。泣きのギターと哀愁漂うメロディは、キャッチーでありながらヘヴィ。恨み節の歌詞と相まって、歌謡曲的な魅力を持つナンバー。
08BED OF ROSES
バンド解散の危機を乗り越えてリリースされた、5thアルバム収録曲。ストリングスが効いたミディアム・バラードにはかつてのボン・ジョヴィ・サウンドが健在。活動休止中の苦悩や復活の意欲が潜在した詞にも注目だ。
09BLAZE OF GLORY
10TOKYO ROAD
11BAD MEDICINE
12I'LL BE THERE FOR YOU
出ていく恋人に“もう一度チャンスを”と願う男の心情を、張り裂けんばかりの声で歌う。ボン・ジョヴィ特有のダイナミズムを色濃く残したサウンドを、ラヴ・ソングとして昇華させた一曲。88年全米で大ヒット。
13IN AND OUT OF LOVE
14RUNAWAY
スリリングに刻むキーボードがプログレ的な、ボン・ジョヴィの代表曲のひとつ。80年代、日本でブームだった大映ドラマの主題歌は、この曲に影響を受けていると思われるものも多い。刹那的な若さを歌ったナンバー。
15NEVER SAY GOODBYE