ミニ・レビュー
デビュー時の無軌道ぶりは5年経た今でもほとんど変わらない不思議な奴ら。パンクを通過したラップ・スタイルのハチャ・メチャ・エネルギーは痛快そのもので、いわゆる黒人ラッパーとは一線を画した遊び心が楽しめる。うーん、でもちょっと不謹慎?
収録曲
01JIMMY JAMES
02FUNKY BOSS
03PASS THE MIC
ジョン・ボーナムのプレイを参照したドラム・ループに、ロン・カーターの即興ベース・プレイ。サンプリングながらも刺激的な顔合わせ。複数のジャンルを融合ではなく隣接させた、三食パン的な味わいのヘヴィ・トラック。
04GRATITUDE
05LIGHTEN UP
06FINGER LICKIN' GOOD
07SO WHAT'CHA WANT
ストレートなラップにオルガンをフィーチャーしたエキサイティングなトラック。ジミ・ヘンドリックス風ヘヴィ・ファンク・ナンバーだが、アダムが弾いてみせたギター・リフは、むしろ不調時のジミに近くて微笑ましい。
08THE BIZ VS. THE NUGE
09TIME FOR LIVIN'
10SOMETHING'S GOT TO GIVE
11THE BLUE NUN
12STAND TOGETHER
13POW
14THE MAESTRO
15GROOVE HOLMES
16LIVE AT P.J.'S
17MARK ON THE BUS
18PROFESSOR BOOTY
19IN 3'S
20NAMASTE
21DUB THE MIC
22DRUNKEN PRAYING MANTIS STYLE
23PASS THE MIC (PT.2S SKILLS TO PAY THE BILLS)
24NETTY'S GIRL