ミニ・レビュー
アメリカのジョージア州の音楽を何年かぶりで注目させたR.E.M.も、これが早くも5作目。フォーク・ロックだのサイケだのといった能書きはともかく演奏とヴォーカルのパートのハマリの良さが本当に見事。歌詞の中身も自然に気になるから不思議だ。
ガイドコメント
今やアメリカン・ロックの良心として君臨する(こんな表現が似合わない人たち)彼らの初期4作品の再発。ネイティヴでも聞き取れないマイケルのもごもごヴォーカルが時代の気分な『マーマー』(83年)と、輪郭くっきり力強いサウンドの『ドキュメント』(87年)の差が激しい。永らく“大学生の友”であり続けた彼らだが、この後はワーナーへ移籍、世界的な成功を手にすることに。
収録曲
01FINEST WORKSONG
02WELCOME TO THE OCCUPATION
03EXHUMING MCCARTHY
04DISTURBANCE AT THE HERON HOUSE
05STRANGE
06IT'S THE END OF THE WORLD AS WE KNOW IT
07THE ONE I LOVE
08FIREPLACE
09LIGHTNIN' HOPKINS
10KING OF BIRDS
11ODDFELLOWS LOCAL 151
12FINEST WORKSONG
13LAST DATE
14THE ONE I LOVE
15TIME AFTER TIME ETC.
16DISTURBANCE AT THE HERON HOUSE
17FINEST WORKSONG
録音
(14)(16)87.5,(15)87.9,(17)88.3