ミニ・レビュー
「今すぐKiss Me」から始まるや、彼女たちの成長過程を表わした楽曲が、次々ほぼ年代順に流れてくる。弾けたビート・ポップ・バンドから、よりスケール感や遊び心を持った楽曲を歌えるバンドに進化していく姿が、アルバムを聴いてるとリアルに見えてくる。
ガイドコメント
なぜか『鉄腕アトム』のTシャツばっかり着ていたボーイッシュなマキちゃんの姿はもうひと昔も前になるのでした。リンドバーグの10年間の活動をまとめたベスト・アルバム、発売です。
収録曲
01今すぐKiss Me
多くの人がコピーしたであろう、90年代初期のバンド・ブームを代表するLINDBERGの出世作。ビート・パンクのお手本とも言うべき、爽快で突き抜けるようなメロディの開放感は、まったく色褪せていない。
02LITTLE WING
03Dream On 抱きしめて
04BELIEVE IN LOVE
ある世代にとっては涙ものの名番組『夢で逢えたら』のテーマ曲となった、涙ものの名曲。“大人になるための通過儀礼”と言っても過言ではない、奇跡のビート・パンク。
05恋をしようよYeah!Yeah!
06Over The Top
07胸さわぎのAfter School
08会いたくて-Lover Soul-
09だってそうじゃない!?
10GAMBAらなくちゃね
“がんばらなくちゃ”を“GAMBAらなくちゃ”とアルファベットで表記するあたりは、いかにも元気印な渡瀬マキらしいロックなアイディア。一聴しただけで口ずさめる爽快なメロディもパーフェクトだ。
11きっと銀の針のような雨が
12もっと愛しあいましょ
13君のいちばんに…
14every little thing every precious thing
15風
16MINE ('98ライヴ・ヴァージョン)