ミニ・レビュー
往年の音楽ファンにはプレゼントになる顔合わせ。曲もシブイ。ベートーヴェンで軽く耳慣らしをして、ブラームスでずっしりときます。それにしても、古い録音だが演奏者の手が生き生きと感じられて演奏を聴いているリアリティがある。最近の録音って何?
ガイドコメント
ウィーンに生まれVSO&VPOのコンサート・マスターを歴任した真のウィーン正統派ヴァイオリニスト、シュナイダーハン。ほぼ初CD化の貴重シリーズ! フルニエ、シュタルケルとの共演盤。
収録曲
ベートーヴェン:
01ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調op.56
ブラームス:
02ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調op.102
演奏
ヴォルフガング・シュナイダーハン(VN) フェレンツ・フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団 (1)ピエール・フルニエ(VC) ゲザ・アンダ(P) (2)ヤーノシュ・シュタルケル(VC)