ミニ・レビュー
ドイツ出身のピアニスト、ウェルナー・ハース(1931〜76)のソロを中心とするガーシュウィン・アルバム。ピアノとオケの両方に、リズムの面でやや重さが感じられる点は否めないが、どの曲も着実に慎重に弾き進められている。ハースの美音も印象に残る。
ガイドコメント
スマートでノリもよく、ポップ&ジャジーなハースのピアノ。それでいて品があり“クール”。新マスタリング“AMSI”でコンサート・ホールの音場が部屋に。《エロクァンス・シリーズ》中の1点です。
収録曲
01アイ・ガット・リズム (ピアノとオーケストラのための変奏曲)
02ピアノ協奏曲ヘ調
03ラプソディ第2番 (ピアノとオーケストラのための)
043つの前奏曲 (ソロ・ピアノのための)
05キューバ序曲
演奏
ウェルナー・ハース(P)(1)(2)(5)エド・デ・ワールト指揮 (3)エリアフ・インバル指揮 モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
録音
(1)70. (2)(5)71. (3)(4)72.