ミニ・レビュー
カラヤンの演奏では60年代前半がベスト。何よりリズムに勢いがあり、音楽に独特のしなやかな躍動感がある。このモツレクもダイナミック表現でタイトに引き締まった響き。とくにオケとコーラスの壮大なアンサンブルが印象的だ。ソリストもとてもいい。
ガイドコメント
ウィーン出身の歌手達&BPOという組合せで、ゆったりと美しく音をつむいでゆきます。新マスタリング“AMSI”でコンサート・ホールの音場が部屋に。《エロクァンス・シリーズ》中の1点です。
収録曲
モーツァルト:
01レクイエム ニ短調K.626
02ヴェスペレ ハ長調K.339〜ラウダーテ・ドミヌム
03モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」K.165
演奏
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン楽友協会合唱団 ヴィルマ・リップ(S) ヒルデ・レッセル=マイダン(A) アントン・デルモータ(T) ワルター・ベリー(BS) (3)マリア・シュターダー(S) フェレンツ・フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団