ミニ・レビュー
バシュメットの7年ぶりの新録音。以前に増して内面的なリアリティを追求して、音楽がますます懐深くなっている。ロマンティックに彩られたブルッフも素敵だが、ウォルトンは独自の境地に到達した名演だ。プレヴィンの的確なサポートも効果的で秀逸。★
ガイドコメント
名手バシュメットの実に7年ぶりの新録音。ウォルトンの名作協奏曲と、ブルッフの珍しいレパートリーを採り上げた。「コル・ニドライ」(原曲:チェロ)もヴィオラで演奏している。
収録曲
ウォルトン:
01ヴィオラ協奏曲
ブルッフ:
02ヴァイオリン、ヴィオラと管弦楽のための協奏曲op.88
03ロマンツェop.85〜ヴィオラと管弦楽のための
04コル・ニドライop.47〜ヴィオラと管弦楽のための
演奏
ユーリ・バシュメット(VA) (1)アンドレ・プレヴィン指揮 (2)〜(4)ネーメ・ヤルヴィ指揮 ロンドン交響楽団