ミニ・レビュー
話題の指揮者ダニエレ・ガッティの最新盤。プロコフィエフの方は彼自身が選曲し、組んだもの。オーケストレーションの細かいテクスチュアがクリアに表出されており、各々の曲のコントラストがあざやか。詳しい解説つき。
ガイドコメント
“21世紀の巨匠”との呼び名も高いエンリコ・ガッティの第4弾。ロシアの2大作曲家による「ロメオとジュリエット」をとりあげ、ドラマティックにしてきめの細かい演奏を聴かせてくれる。
収録曲
プロコフィエフ:
01バレエ音楽「ロメオとジュリエット」〜モンタギュー家とキャピュレット家/少女ジュリエット/マドリガル/メヌエット/バルコニーの場面 (ロメオとジュリエット)/ティボルトの死/修道士フローレンス/別れの前のロメオとジュリエット/ジュリエットの墓の前でのロメオ
チャイコフスキー:
02幻想序曲「ロメオとジュリエット」
演奏
ダニエレ・ガッティ指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団