ミニ・レビュー
シュライアーが指揮人生をかけて取り組むバッハ音楽。その中でも超大作をセットしたアルバムは、80〜90年代のシュライアーを確認するうえで必聴のもの。バッハへの敬愛を素直に表現した演奏はヒューマンな雰囲気に彩られ、聴き手を温かく包み込んでくれる。そこには厳めしいバッハはいない。バッハを親しみやすく、身近な存在にまで引き寄せてくれる、他には得難い演奏と言える。
ガイドコメント
2000年に没後250周年を迎えるバッハを記念してのセット。名声楽家にしてバッハに造詣の深いシュライヤーの指揮による4大宗教曲をお手軽に揃えられる。
演奏
ペーター・シュライアー(指揮,T)ドレスデン・シュターツカペレ,ライプツィヒ放送合唱団(1)アリーン・オジェー(S)アン・マレー(MS)マリヤーナ・リポフシェク(A)アントン・シャリンガー(BS)(2)ルチア・ポップ(S)マリヤーナ・リポフシェク(A)エーベルハルト・ビュヒナー(T)テオ・アダム,ロベルト・ホル(BS)ドレスデン教会少年合唱団(3)アンドレア・イーレ(S)ロバータ・アレグザンダー(S)マルヤーナ・リポフシェク(A)エッケハルト・ワーグナー(T)エクベルト・ユングハンス,アンドレアス・シャイプナー,オラフ・ベーア(BR)ロベルト・ホル(BS)(4)ヘレン・ドーナス,アンドレア・イーレ(S)マルヤーナ・リポフシェク(A)エーベルハルト・ビュヒナー(T)ロベルト・ホル(BS)
録音
(1)91. (2)84. (3)88. (4)86.〜87.