ミニ・レビュー
82年のリリース当時、ブレイク寸前だったジャヴァンが後半で参加している。フュージョン的な演奏がさすがに目立つが、バイーア調ありアヴァンギャルドありと、多彩な作風とのバランスはけっして悪くない。80年代前半のカエターノを代表する一枚だろう。
ガイドコメント
思わず見入ってしまうジャケットも含め、ファンの間では、最も人気のあるアルバムとして認知されている82年作品。今でもよく歌われている「ジーナ」を始め、数々の名曲を収録している。
収録曲
01ケイシャ
02エリ・ミ・デウ・ウン・ベイジョ・ナ・ボカ (彼は僕にリップ・キスをくれた)
03トレイン・ダス・コーリス (7色の列車)
04セチ・ミル・ヴェーズィス (7千回)
05コケイロ・ヂ・イタポアン (イタポアンの椰子の木)
06ウン・カント・ヂ・アフェシェ・パラ・オ・ブロコ・イレー
07カヴァレイロ・ヂ・ジョルジ
08シーナ (運命)
09メウ・ベン・メウ・マル (愛する人、悪いあなた)
10ジェネシス (創世)
11ソーニョス (夢)
12スルプレーザ (嘆き)