ミニ・レビュー
すでにバカ売れしてるので、あんまり付け加えることはないんですが。この人が作ったトレンドって、その後のプロトタイプですよね。モデルの子が、リアルっぽい詞を書いて、そこそこ歌えて、って。成長を確かめるためには、リリース順がよかったな。
ガイドコメント
デビュー以来、一貫して等身大の“自分”を唄い続けるhitomiのベスト・アルバム。10代後半〜20代前半にかけて、彼女の内的変化をじっくりと辿ることができる作品といえる。
収録曲
01CANDY GIRL
この曲で一気にチャートを昇りつめた小室哲哉プロデュースの3rdシングル。時々セクシーにかすれる強気であどけない声が、一筋縄ではいかない女の子像にぴったり。聴くだけで小悪魔ガールのエッセンスを学べちゃう?!
02WE ARE“LONELY GIRL”
03PRETTY EYES
04Sexy
05In the future
6thシングルはダイナミックなリズムを取り入れたダンサブルなナンバー。“奇跡をおこす”という詞にあわせ、ズンズン前に進んでいく強い意志のある歌い方が印象的。強い女性のイメージが定着したのもこの頃から。
06Progress
07by myself
96年発表の7thシングル。やわらかいピアノとストリングスが入る温かい雰囲気の楽曲に、hitomiの感じる迷いを素直に歌ったナンバー。強さを内に秘めた優しいメッセージに、癒しと勇気を一緒にもらえる。
08Let's Play Winter
09GO TO THE TOP
小室ファミリー全盛の勢いとhitomiの前向きさが強力タッグを組んだ4thシングル。口ずさみやすい爽快なメロディ・ラインと迷いのない明るい歌詞は、当時カラオケでも人気に。元気を出したいときに聴きたい。
10空
11problem
ジャキジャキとしたアコースティック・ギター&ダンス・ビートが融合したクールな音とシリアスな歌詞で、hitomiの新たな魅力を発掘。世の中の矛盾をチクリと突きながらも“愛”を忘れない歌はまさにhitomi節。
12BUSY NOW
“やりたいことをやるぞ!!”というハングリー精神を全開にした闘う女性への応援歌は“18を越えたら もう若くはない”という歌詞がとてもユニーク。多用されるうなるスライド・ギターも勇ましい感じがでています。
13Flowers for Life
14Someday