ミニ・レビュー
1986〜87年に録音された、アシュケナージの弾き振りによるベートーヴェン。アシュケナージが指揮者として活動を始めてから10年目にあたり、心身ともに彼の充実ぶりがうかがえる。ピアノとオーケストラの自然な流れが耳に心地よい。
ガイドコメント
アシュケナージ3回目のベートーヴェン全集からの3曲が何と廉価盤での登場となる。指揮者としての活動も充実していた頃の録音だけに聴きどころたっぷりだ。
収録曲
ベートーヴェン:
[Disc 1]
01ピアノ協奏曲第3番ハ短調op.37
02ピアノ協奏曲第4番ト長調op.58
[Disc 2]
01ピアノ協奏曲第5番変ホ長調op.73「皇帝」
02ピアノ、合唱と管弦楽のための幻想曲ハ短調op.80「合唱幻想曲」
演奏
ヴラディーミル・アシュケナージ(P,指揮) クリーヴランド管弦楽団 [2] (2)クリーヴランド合唱団
録音
[1] (1) [2] (1)86.4 [1] (2)87.4 [2] (2)87.11