ミニ・レビュー
虚飾とは対極にある世界がとても心地よく、その身軽さがうらやましくもあり、ときに鋭い視線に射抜かれるような恐さを感じる。自然体で音楽を造ると言葉では簡単だが実際にはとてつもなく難しい作業をここまでなし遂げた彼の今後がますます楽しみだ。
ガイドコメント
96年の『レイン・オア・シャイン』以降、ライヴやプロデュース・ワークに専念していた彼の約3年ぶりのソロ・アルバムが登場。今までの音楽を踏襲しつつ、極上のポップス・ワールドを展開。
収録曲
01新しいカメラ
02フルーツみたいな月の夜に
03黒焦げ
04オレンジ・ジュース・ブルース
05Phenix (翼なき僕達に)
06皆既日食
07暮れてゆく空
08Everlasting Blue
09No word、No think (メディスン・ソング)