ミニ・レビュー
マラ4はなぜか少し落ち着かない出だしに聴こえる。安楽とは少し違う不思議な感覚だ。コケティッシュな2楽章、静寂と雄大なスケールの対比が素晴らしい3楽章、しっかりした骨太なツィーザクの独唱が印象的な4楽章となかなか個性的な存在感のある演奏だ。
ガイドコメント
“次世代の巨匠”の呼び声も高いダニエレ・ガッティが手兵ロイヤル・フィルを率いての初来日(6月)を記念して、日本先行発売。名演と評判の「5番」に続く、マーラー・チクルスの第2弾。
収録曲
01交響曲第4番ト長調
02「若き日の歌」第2巻〜緑の森を愉快な気分で歩いていったら
03「若き日の歌」第3巻〜夏の歌い手交替
04「若き日の歌」第2巻〜たくましい想像力
05「若き日の歌」第3巻〜もう会えない!
演奏
ダニエレ・ガッティ指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 ルート・ツィーザク(S)