ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集　ディールティエンス(VC、ピッコロ・チェロ)アンサンブル・エクスプロラシオン [廃盤]

ミニ・レビュー

ヴィヴァルディのチェロ協奏曲集は、一般にはそれほど知られていない。ここに収録された曲の多くは、暗く激しい表情を持っている。チェロとピッコロ・チェロを弾き分けるディールティエンスの感性豊かな演奏が、ヴィヴァルディのまた違った一面を描き出す。

ガイドコメント

ベルギーのバロック・チェロ奏者ディールティエンスが、ヴィヴァルディのチェロ協奏曲から7曲をチョイス。チェロとピッコロ・チェロを弾きわけて、活き活きとしたヴィヴァルディの世界に迫る。

収録曲

01チェロ協奏曲ハ短調RV.401、F.3-1

02同ト短調RV.417、F.3-15

03同変ロ長調RV.423、F.3-25

04同ニ短調RV.405、F.3-24

05同ハ長調RV.400、F.3-3

06同イ短調RV.419、F.3-10

07同ト長調RV.415、F.3-22

演奏

ロエル・ディールティエンス(VC)アンサンブル・エクスプロラシオン

録音

97.11

アーティストおよび作曲家

アントニオ・ヴィヴァルディ
司祭、作曲家、ヴァイオリニスト。1678年伊ヴェネツィアの生まれ、1741年ウィーンで没す。司祭となってからヴェネツィアのピエタ女子養育院の音楽学校で指導にあたり、この学校のために多くの曲を書き発表した。作品は広範にわたり、特に協奏曲におい……