ミニ・レビュー
寺岡“ゆず”呼人の作詞作曲、プロデュースによるニュー・フェイス。節回しと声質は、ややミスチル似。バンド・サウンドなのかソロ志向なのか、あたりさわりのないアレンジでぼやけてしまってるのが残念。突き抜ける個性が、まだ見えない。
ガイドコメント
俳優として脚光を浴びている彼のデビュー・マキシ・シングル。ゆずのプロデュースを手がけた寺岡呼人を起用し、シンプルなサウンドを聴かせる。カップリングは本人の作曲した楽曲を収録。
収録曲
01世界の果て〜the end of the world
99年にリリースされた記念すべきデビュー・シングル。ゆず作品プロデュースで知られる寺岡呼人がプロデュースおよび作詞・作曲を手がけたことでも話題を呼んだ。生命を紡いで未来に向かって歩いていくことの大切さを歌ったミディアム・チューン。フジッキーのヴォーカルは初々しいのと同時に多少の堅さが感じられるが、耳触りの良いポップスだ。
02朝の向こう
03世界の果て〜the end of the world (インストゥルメンタル)