ミニ・レビュー
ワルツだと思った。音楽の形態の話じゃない。前作から2年、各自の課外活動を経ての新作。多くのヒップホップ・ユニットがそうであるように、彼らもまた既成の形に収斂していく気はないよう。ライムという直接的な手法を、余韻でもって響かせる力量はさすが。
ガイドコメント
ジャパニーズ・ヒップホップ・シーンを先導する実力派、シャカゾンビの2年ぶりの最新アルバム。その風貌に似合わぬ優しい詞世界を、最先端のサウンドが引き立てる。ラップに興味がない人も是非。
収録曲
01ELECTRONIC COMPOSITION
02INTRO (IN THE BEGINNING)
03WONDER WORKER
04THE DRAMA (UNDER THE MOON) (フィーチャリング SUIKEN)
05SKIT (FEEDBACK LOOP)
06IT'S LIKE THAT (フィーチャリング LORI FINE)
07WARM OR COLD (フィーチャリング SAIKOLEE TSUKAMOTO)
08白いヤミの中 (Version SZ)
09MUSIC OF THE COMING AGE
10SZ BURNING (フィーチャリング・イリシット坪井)
1164 BARS RELAY (フィーチャリング DABO、XBS and SUIKEN)
12KOKORO WARP
13INTERLUDE (A SYNTHESIS)
14BIG BLUE
15I GOT STYLE (NO DOUBT) (フィーチャリング DJ WATARAI)
16OUTRO (TO THE PATHLESS WORLD)