Hi-STANDARD / メイキング・ザ・ロード

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Hi-STANDARD / メイキング・ザ・ロード
CD
  • アーティスト:
  • 原題:
    MAKING THE ROAD
  • ジャンル:
    日本のロック&ポップス
  • レーベル:
    ピザ・オブ・デス
  • 規格品番:
    PZCA-1
  • 価格:
    2,409 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ミニ・レビュー
“何度も繰り返し聴きたくなるパンク・アルバム”の大傑作である。ボサ・ノヴァ調の(13)や“アメリカン・・グラフィテイ”な(17)など、あまりに唐突で異色なナンバーもまったくもって本気で取り組んでるから余技で終わるわけがない。澱んだ気持ちが洗われる思いだ。★
ガイドコメント
日本を代表するパンク・バンドの3rdアルバム。ドゥ・ワップやラテン調の曲、ブラック・サバスのカヴァーまでが収録された、幅の広いサウンドが特徴的。メロディを重視した曲も多く、入門編にもオススメ。
収録曲
01turning back
70万枚というセールスを記録したヒット・アルバム『MAKING THE ROAD』のオープニングを飾る、30秒あまりの短いインスト・ナンバー。勢いに満ちたロック・ビートとアグレッシヴなギター・リフが魅力。
02standing still
超高速のイントロで一気に惹きつける王道的メロコア・ナンバー。恋人や親友のような身近な人を失った時の虚無感に似た儚くも切ない心情を歌った曲で、哀愁系の美しいメロディと相まって絶妙な感動を与える。
03teenagers are all assholes
SLAYERのような曲つなぎから間髪入れず始まるスピーディなパンク・ロック。ナイフで人を刺すティーンエイジャーは皆クソだと非難する歌。その背景には当時、17才位の少年らによる残忍な殺傷事件が頻発していた。
04just rock
攻撃的なギター・フレーズで始まるスピード・メタル・ナンバー。“噂や見てくれで物事を判断するな、ひたすらロックしろ”と高らかに叫ぶ。曲中で軽快なアメリカン・ロックを8小節だけ披露するなど、粋な遊び心も見せる。
05dear my friend
去りゆく友人に対してユニティを高らかに歌う、泣きのフレーズ。メロディックな音の波が畳み掛けてくればくるほど、胸をキュンとさせられてしまう。新たな出発に向けて口ずさみたくなるハイスタ流・卒業ソング。
06stay gold
彼らのテーマとも呼べる、ポジティヴに前進する気持ちが存分に詰まった歴史的作品。歌詞、メロディ、構成、テンポ、楽曲を構成するすべてがHi-STANDARDそのもの。高揚していく気分を押さえることができない衝撃の強さは、完璧。
07no heroes
背筋をゾクゾクとさせるスリリングなコード進行に、強靭なメッセージ。多くのキッズを惹きつけてやまない、パンク・バンド然たる彼らのスタンスが最も濃く表現されている。シリアスなハイスタもまた良し。
08glory
アップ・テンポの軽快な8ビート・ロック。行動を起こすことが栄光への第一歩だと歌う一種の応援ソング。リズミカルなサビやオールディーズ風コーラス、ロックンロール・ベースなど、アイディア満載の贅沢さにあふれている。
09please please please
嬉しい時も悲しい時も感情を分かち合ってきた2人の、深い愛を綴ったラブ・ソング。軽快なロック・サウンドや明るいコーラスはとても幸せな雰囲気に満ちている。転調するエンディングなどの緻密なアレンジも見事。
10green acres
アメリカの作曲家ヴィック・ミジーがTV番組用に書き下ろしたナンバーのカヴァー。ゲスト・ヴォーカルを迎えたにぎやかな1曲で、田舎に引っ越したい夫と都会に居たい嫁のコミカルなやり取りが繰り広げられる。
11changes
ブラック・サバスの名バラード曲のカヴァー。恋人と別れた傷を負いつつも何とか乗り切ろうとする切ないナンバーだが、ハイスタは見事に軽快なハード・ロックに仕上げている。高音域が心なしかオジー。オズボーンに似ている。
12making the road blues
1分あまりのタイトなスピード・メタル。怒鳴りちらすきわめて攻撃的なヴォーカルと尖ったギター・リフによる破壊的なサウンドが特徴的。先駆者的存在の苦労と二番煎じの愚かさを指摘する皮肉たっぷりの歌詞も見事。
13tinkerbell hates goatees
フルートをフィーチャーした異色インスト・ナンバーは、郷愁感を誘う美しいメロディ・ラインが魅力のライト・サンバ。アルバム『メイキング・ザ・ロード』前曲「making the road blues」との激し過ぎるギャップが逆に味わいどころ。
14lift me up don't bring me down
“ハイスタ節”全開の軽快なポップ・ロック・ナンバー。にぎやかなサウンドを演出するブラス・セクションとの共演で、随所にキャッチーなフレーズがちりばめられている。エンディングのキメ・フレーズもなかなかオツ。
15pentax
ブラス・セクションのユーモラスなフレーズで始まる約30秒の短いロック・ナンバー。軽快なパンク・ビートに乗せ、“税金を払いましょう”と歌うユニークな1曲。タイトルは“pay tax”を文字っているようだ。
16nothing
感傷的なギターのアルペジオで始まる軽快なメロコア・ナンバー。「STOP THE TIME」にも通じるストレートなラブ・ソングで、本曲では“ちょっとだけ寄りかかってもいいかい”という男の甘えが垣間見られる。
17mosh under the rainbow
ウルフマン・ジャック風のラジオDJで始まるポップ・ナンバー。アメリカン・オールディーズ調の温もりに満ちたサウンドが魅力。少年のような純粋な気持ちを綴る一方で“モッシュしよう”と歌うユニークな1曲。
18starry night
“ハイスタ節”全開の軽快なメロコア・ナンバー。“すべての人を信じたい”“もっと自分を好きになりたい”などと本気で星に願った純粋な心を正直に打ち明ける歌。美しいメロディと疾走するビートを堪能できる好楽曲。
19brand new sunset
ギターのアルペジオで始まるミディアム・ロック・チューン。負った傷を乗り越えて大人に成長していく少年の心情をテーマにした淡い青春ソング。鮮やかなコーラスとキャッチーなメロディが光る珠玉のポップ・ナンバーだ。
アーティスト
  • Hi-STANDARD
    日本のパンク・ロック・バンド。愛称は“ハイスタ”。1991年8月に結成、92年9月より難波章浩(b,vo)、横山健(g,vo)、恒岡章(ds)の3名体制へ移行。精力的なライヴ活動を展開し、95年の1stフル・アルバム『GROWING UP』……
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