ミニ・レビュー
アナログにしてこの迫力。カラヤン&ウィーン・フィルの見事な演奏である。59年から60年という最もカラヤンの良い時代と言いたい頃だ。R.シュトラウスの醍醐味が凝縮している。それにしてもくっきりと音が際立ち、理解しやすい美しさ、表現の華麗さ。
ガイドコメント
カラヤンがVPOとロンドン・レーベルに残した黄金期の名録音。7月発売の『ザ・カラヤン・ボックス』からの分売。全11タイトル購入者には特典CDも贈呈。「ツァラ」のソロはボスコフスキー。
収録曲
R.シュトラウス:
01交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30
02交響詩「ドン・ファン」op.20
03交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
04楽劇「サロメ」〜7つのヴェールの踊り
演奏
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1)ウィリー・ボスコフスキー(VN)
録音
(1)59.3 (2)(3)60.5 (4)60.9