ミニ・レビュー
輸入盤のきれいな紙の装丁が普通のプラスチックケースになり残念。ベリオのセクエンツァが勢揃い。ファンはもちろん、“現代音楽の王道”に興味があるが駄作が怖いという人に薦めます。さすがイタリア音楽がいい。ただしソロの曲ばかりで少し疲れます。
ガイドコメント
先ごろ来日したイタリア現代音楽界の巨匠ベリオのライフ・ワークとも言うべきシリーズ初の全集録音。現在でも継続中のシリーズだが、1995年の最新作まですべて収録されている。
収録曲
[Disc 1]
01セクエンツァ1 (フルートのための)
02セクエンツァ2 (ハープのための)
03セクエンツァ3 (女声のための)
04セクエンツァ4 (ピアノのための)
05セクエンツァ5 (トロンボーンのための)
06セクエンツァ6 (ヴィオラのための)
[Disc 2]
01セクエンツァ7 (オーボエのための)
02セクエンツァ8 (ヴァイオリンのための)
03セクエンツァ9a (クラリネットのための)
04セクエンツァ10 (C管トランペットとピアノの響鳴のための)
[Disc 3]
01セクエンツァ11 (ギターのための)
02セクエンツァ12 (ファゴットのための)
03セクエンツァ13 (アコーディオンのための)「シャンソン」
04セクエンツァ9b (アルト・サクソフォンのための)