ミニ・レビュー
ドラムンベースに急接近した前作以来の路線は踏襲したまま、ハウス的な要素の比重が増した。クラブ系に現在のUKポップ最大の可能性を見る彼らの認識は正しいと思うが、新作にかぎっては、トレイシー・ソーンの軽量ヴォーカルがやや裏目に出たかも。
ガイドコメント
単なる雰囲気モノでなく、きちんと音楽を作っている点が、彼らを凡百の“オシャレさん”と一線を画してる点でしょうか。原点回帰したとも噂されるこのアルバムでは、どんなサウンドが聴けるのか。
収録曲
01FIVE FATHOMS
02LOW TIDE OF THE NIGHT
03BLAME
04HATFIELD 1980
05TEMPERAMENTAL
06COMPRESSION
07DOWNHILL RACER
08LULLABY OF CLUBLAND
09NO DIFFERENCE
10THE FUTURE OF THE FUTURE (STAY GOLD)