R.シュトラウス:4つの最後の歌 / オーケストラ歌曲集　マッティラ(S)アバド / BPO [廃盤]

ジャンル：
クラシック～ヴォーカル
レーベル：
グラモフォン
規格品番：
POCG-10223
価格：
3,204 円（税込）
発売日：
1999/10/22
取り扱い店：

ミニ・レビュー

いかにも声が出そうな顔のフィンランド人リリック・ソプラノ。劇的な部分はいいが、音色やヴィブラートが単調でこまやかな表情に欠け、「夕映え」の諦観もいまいち。交響詩なみに趣向を凝らしたオーケストレーションを、BPOが魅惑的に鳴らしているのが聴きもの。

ガイドコメント

ショルティ晩年の名録音「マイスタージンガー」で見事な歌唱を聴かせてくれたソプラノ、マッティラによるR．シュトラウス。彼女を何度か起用しているアバドとのコンビも絶妙。

収録曲

01アポロの巫女の歌op.33-2

02したわしき幻想op.48-1

03ツェツィーリエop.27-2

04誘惑op.33-1

05春の饗宴op.56-5

06森の幸せop.49-1

074つの最後の歌

演奏

カリタ・マッティラ(S)クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音

98.12

アーティストおよび作曲家

カリタ・マッティラ
1960年、フィンランド生まれのソプラノ歌手。シベリウス音楽院でリーサ・リンコ=マルミオに師事する。1984年から、ロンドンでヴェラ・ローザのレッスンを受ける。カーディフ国際音楽コンクールで優勝したあと、1985年、ミュンヘン音楽祭で「マイ……

リヒャルト・シュトラウス
1864年6月11日生まれのドイツの作曲家／指揮者。ミュンヘン宮廷歌劇場の首席ホルン奏者の父から音楽教育を受ける。幼少の時から楽才をみせ、ブラームスの古典的な作風から脱却し、ワーグナーに傾倒。自由奔放な和声法を作曲に取り入れながら、交響詩「……

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