ミニ・レビュー
当時のニューポートやモントルーの実録盤は、いま聴いてももの凄いテンションとエネルギーが充満していると感じる。ナベサダはこの後ボサ・ノヴァを吹くことが多くなったが、若さで体当たりの時代であったこの盤の迫力は格別。この頃の実録盤は聴いておくべき。
ガイドコメント
70年6月18日、モントルー・ジャズ・フェスティバルのステージに立った渡辺貞夫カルテットの白熱の演奏。つのだひろの豪快なドラミングがナベサダの温かい音に絡んだ好演!
収録曲
01ROUND TRIP; GOING AND COMING
02LAMENT
03TOKYO SUITE, SUNSET
04PASTORAL - THEME
演奏
渡辺貞夫(AS,ソプラニーノ,FL) 増尾好秋(G) 鈴木良雄(B) 角田ヒロ(DS)