ミニ・レビュー
ブラスとパーカッションがこれほどまろやかな響きを作り出すとは! 特にシロフォンの音色が軽快なだけでなく柔らかいのにはびっくり。ブラック・ダイク・バンドも華やか一点張りの金管のイメージを払拭。1920年代のショーピースを中心にした選曲もいい。★
ガイドコメント
難聴を克服したパーカショニストとして知られるグレニーと、イギリスでもっとも有名なブラス・バンドが贅沢な競演。シロフォン、マリンバのウッディなサウンドに華麗なブラスが溶け合う。
収録曲
01トリプレッツ (G.H.グリーン)
02シロフォン・クラシックス (メドレー)
03ヨークシャー・バラード (バーンズ)
04ルディーズ・ランブル (スタリータ)
05ウィールウインド (J.グリーン)
06ロンドンデリー・エアー (ダニー・ボーイ) (グレニー編)
07タップス・イン・テンポ (ベレンスカ)
08ヒースと海の間に (ジェルダード)
09ジプシー・ヴィルトゥオーゾ (フィンケル)
10ゴールデン・エイジ・オブ・シロフォン (メドレー) (アイル、ワール)
11ジムノペディ第1番 (サティ)
12ギー・フィズ! (ブルーク)
13スラヴィッシュ・ファンタジー (ホーン)
14カトゥーン・ミュージック (グラハム)
15ヒッティン・エム・アップ (ハックフォード)
演奏
エヴェリン・グレニー(シロフォン,マリンバ,VIB)ジェイムズ・ワトソン指揮 ザ・ブラック・ダイク・バンド