ガイドコメント
75年生まれなら別に“ずっとずっと”と強調するほど前じゃないよなぁ、のデビュー曲「アポロ」とセカンド・シングル「ヒトリノ夜」を収録したファースト・アルバム。インディーズ時代の楽曲も収録。
収録曲
01Jazz Up
ファンキーでソウルフルなホーンの音色が轟き渡る、ゴージャスなムード満載のポルノ流ファンカロック・ナンバー。気持ちをガンガンに高揚させていく、日々の喧騒を巧みに揶揄した感情が爆発している。
02Century Lovers
03ヒトリノ夜
突き刺さるようなギターの音色に乗せ、孤独感を覚えた一人の男の繋がりを求める想いを熱唱。世の中をシビアかつ悲観的に捉えながらも、ひたすら愛情を求めようとしていく裏腹な感情こそが、人間らしさということか。
04ライオン
世の中の女性たちに振り回されながらも、タテガミを振りかざしたライオンになりたい気弱な男の心模様を描写。男なんて、格好つけていても心は小さいもの。そんな本音の感情をブルージィなロックに乗せて熱唱。
05憂色〜Love is you
06Heart Beat
とてもスリリングな幕開けだ。世の中には数多くの暗いニュースが流れている。それをすべて救うのは「愛」であり、その気持ちを突き動かすのはハートビートなんだ……というポルノ流の視点で愛の尊さを描きあげた派手なロック・ナンバー。
07マシンガントーク
ファンキー、ディスコティック、ソウルフル……ブラック・ミュージックのおいしい要素をたくさん詰め込んだ楽曲が、躍動的なビートの上で、万華鏡のように次々と演奏のなかへ映し出されていく。身体が疼く躍動的な歌。
08デッサン#1
09アポロ (New Apollo Project Version)
10ラビュー・ラビュー
11ジレンマ (How To Play“didgeridoo”Version)
12リビドー
13ロマンチスト・エゴイスト
身を焦がすような恋にも憧れるけれど、傷つくことも人一倍敏感……。恋愛したときの人の感情は、浪漫チストでもありエゴイストにもなっていくもの。恋愛心理のツボを、ロマンティックな旋律に乗せて歌いあげていく名曲。