ミニ・レビュー
我国ではずっとコルトレーン名義で語られる作品だが、実際はダウンビート誌選出のポール・ウィナーを核にした企画性の強いレコーディング・セッション。トレーンの他、若きファーマーやバレルなど聴きどころは随所に。時代のニュアンスを嗅ぎ取りたい。
ガイドコメント
ダウン・ビートのポール・ウィナーズによる豪華メンバーのアルバム。コルトレーンを筆頭に急成長していたアーティストたちのセッションは、鳥肌が立つほどのパワフルなサウンドだ。
収録曲
01LAZY AFTERNOON
02NOT SO SLEEPY
03SEABREEZE
04LOVE AND THE WEATHER
05SHE DIDN'T SAY YES
06IF I'M LUCKY (I'LL BE THE ONE)
07AT HOME WITH THE BLUES
08TURTLE WALK
演奏
エディ・コスタ(VIB,P) オスカー・ペティフォード(B) (1)(3)〜(8)エド・シグペン(DS) (1)(3)(5)(7)アート・ファーマー(TP),ケニー・バレル(G),ロルフ・キューン(CL) (2)(4)(6)(8)ドナルド・バード(TP),ジョン・コルトレーン,アル・コーン(TS),フランク・リハク(TB) (2)ジーン・クイル(AS),フレディ・グリーン(G),フィリー・ジョー・ジョーンズ(DS)