ミニ・レビュー
トレーンのモード時代からフリーへの移行期、すなわち「至上の愛」と「アセンション」の中間に位置する意義深い作品。マッコイとエルビンのユニットは一心同体のビートを提示、それをバックにしたトレーンは目眩く飛翔を見せる。律し難い興奮がある。
ガイドコメント
コルトレーン・カルテット末期の演奏2曲とドラマーがエルヴィンからロイ・ヘインズに交代した演奏1曲を収録。コルトレーンならではの崇高なサウンドが楽しめる。
収録曲
01TRANSITION
02DEAR LORD
03SUITE: PRAYERAND MEDITATION (DAY)|PEACE AND AFTER|PRAYERAND MEDITATION (EVENING)|AFFIRMATION|PRAYERAND MEDITATION (4 A.M.)
演奏
ジョン・コルトレーン(TS) マッコイ・タイナー(P) ジミー・ギャリソン(B) (1)(3)エルヴィン・ジョーンズ,(2)ロイ・ヘインズ(DS)