ブラインド・ガーディアン / ナイト・アット・ジ・オペラ

ミニ・レビュー

ヨーロッパのメタル・シーンの代表格であるドイツ出身バンドによる、3年8ヵ月ぶりの通算7作目となるスタジオ・アルバム。クワイアとオーケストレーションの多用で、これまで以上の劇的さを創出。じっくりと作り上げた足跡が随所に垣間見られる傑作。

ガイドコメント

ブラインド・ガーディアンの約3年ぶりのニュー・アルバム。前作はロック・オペラ的なコンセプト・アルバムだったが、本作はこれぞメロディック・メタルというべき内容で、ファンも大満足だろう。

収録曲

01PRECIOUS JERUSALEM

02BATTLEFIELD

03UNDER THE ICE

04SADLY SINGS DESTINY

05THE MAIDEN AND THE MINSTREL KNIGHT

06WAIT FOR AN ANSWER

07THE SOULFORGED

08AGE OF FALSE INNOCENCE

09PUNISHMENT DIVINE

10AND THEN THERE WAS SILENCE

11HARVEST OF SORROW

(11)ボーナストラック

アーティスト

ブラインド・ガーディアン
ドイツ・クレーフェルト出身のパワーメタル・バンド。同級生のハンズィ・キアシュ（vo,b）とアンドレ・オルブリッチ（g）らによる“LUCIFER'S HERITAGE”を母体に1980年代半ばに結成。88年『バタリアンズ・オブ・フィア』でデビ……