ミニ・レビュー
MTV時代に大ブレイクする前夜、77年の作。アーバンなAOR路線(ジェフ・ポーカロやトム・スコットが参加)を基調にロック魂もちょこちょこ見せつける作風で、彼らの作品としての水準は維持されているのに、売れなかった。嵐の前の静けさだったのか。
ガイドコメント
前作でのロック路線をさらに強めた6作目。「恋の魔術」から「昔の女」まで彼らの魅力がぎっしり詰まった作品。前作ほどのヒットは記録できなかったものの、タイトル・チューン「裏通りの魔女」で聴かれるようなサウンドに胸ときめく。
収録曲
01DON'T CHANGE
02WHY DO LOVERS BREAK EACH OTHER'S HEART?
03YOU MUST BE GOOD FOR SOMETHING
04THE EMPTYNESS
05LOVE HURTS (LOVE HEALS)
06BIGGER THAN BOTH OF US
07BAD HABITS AND INFECTIONS
08WINGED BULL
09THE GIRL WHO USED TO BE