ミニ・レビュー
多彩なサウンド・アプローチによる意欲的なソロ第一弾。辣腕ばかりを集め、90年代から現在までのJ-POPのエッジな部分を巧みに昇華している。とはいうものの、もっとも印象的だったのは、どんな音作りの前でもキッチリと自己主張する彼女のヴォーカルだったりもする。
ガイドコメント
JAM解散から1年、ついにYUKIが1stソロ・アルバムをリリース!あのキャロル・キングも作家陣に名を連ねたヴァラエティ豊かな内容で、彼女の新たな可能性に満ちた会心の作品に仕上がっている。
収録曲
01眠り姫
02the end of shite
エロさを全開にしたPVも話題を呼んだ、YUKIのソロ第1弾シングル。作曲担当の日暮愛葉らしさが出た轟音ロック・ナンバー。JAM時代のイメージそのままに、やんちゃな魅力をふんだんにふりまいている。
0366db
ささやくような歌声が特徴的な、YUKI自ら作詞・作曲・アレンジを手掛けた意欲作。歌詞がなかなか聴き取れないほどにクセのあるヴォーカルだが、何度も聴き込むほどに魅力が深まる魔法のような楽曲。
04サヨナラダンス
05惑星に乗れ
06Rainbow st.
07I U Mee Him
08忘れる唄
09愛に生きて
“なんだかんだでやっぱり愛”というテーマで作られたソロ第1作目『PRISMIC』収録曲。題名が表わすように、自由奔放なイメージのJAM時代とは違い、愛こそすべて、な感情をタップリ込めて歌い上げている。
10プリズム
“一番重要なのはやっぱ愛”というコンセプトの元に制作したソロ1stアルバム『PRISMIC』収録曲。JAM時代よりも少し落ち着いた印象のポップ・ナンバーで、その後のソロ活動の路線に続く作風となっている。
11ふるえて眠れ
12呪い