ミニ・レビュー
今ではモーツァルトの大家として知られるヘブラーだが、両親がポーランド系で幼少時代をポーランドで過ごした彼女にとってショパンは身近な作曲家なのである。彼女が70年に録音したショパンのワルツ集は、気品があり、どこか優雅でさえある。
ガイドコメント
20世紀を代表する女流ピアニストの1人、イングリット・ヘブラーの名演が1枚1200円で蘇る。マガロフやロンに師事したヘブラーだけに、しゃれたショパン演奏を聴かせてくれる。
収録曲
ショパン:
01ワルツ第1番変ホ長調op.18「華麗なる大円舞曲」
02ワルツ第2番変イ長調op.34-1「華麗なる円舞曲」
03ワルツ第3番イ短調op.34-2「華麗なる円舞曲」
04ワルツ第4番ヘ長調op.34-3「華麗なる円舞曲」
05ワルツ第5番変イ長調op.42「大円舞曲」
06ワルツ第6番変ニ長調op.64-1「小犬のワルツ」
07ワルツ第7番嬰ハ短調op.64-2
08ワルツ第8番変イ長調op.64-3
09ワルツ第9番変イ長調op.69-1「別れのワルツ」
10ワルツ第10番ロ短調op.69-2
11ワルツ第11番変ト長調op.70-1
12ワルツ第12番ヘ短調、変イ長調op.70-2
13ワルツ第13番変ニ長調op.70-3
14ワルツ第14番ホ短調 (遺作)
15ワルツ第15番ホ長調 (遺作)
16ワルツ第16番変イ長調 (遺作)
17ワルツ第17番変ホ長調 (遺作)
18ワルツ第18番変ホ長調 (遺作)
19ワルツ第19番イ短調 (遺作)