ミニ・レビュー
20世紀のヴィルトゥオーゾ・ピアニストとしてルービンシュタインと並び称されるブライロフスキー。その名技の一端に触れることのできる内容だ。録音時期は30〜40年代。ショパン、リストから、フランス〜ロシアの小曲まで、音質の劣性を補うほどの熱い情感がみごとに蘇る。
ガイドコメント
“赤盤”の愛称で親しまれたRCAのSP時代の名盤が1枚1575円で蘇る。ショパン弾きとして知られていたブラロイフスキー(1896〜1976)がショパンやリストで見事な演奏を繰り広げる。
収録曲
01華麗なる大円舞曲op.18 (ショパン)
02子犬のワルツop.64-1 (ショパン)
03ワルツ嬰ハ短調op.64-2 (ショパン)
04即興曲変イ長調op.29 (ショパン)
05幻想即興曲op.66 (ショパン)
06夜想曲変ホ長調op.9-2 (ショパン)
07夜想曲嬰へ長調op.15-2 (ショパン)
08ラ・カンパネラ (リスト)
09愛の夢第3番 (リスト)
10ハンガリー狂詩曲第2番 (リスト)
11超絶技巧練習曲op.11〜第10曲 レズギンカ (リャプノーフ)
12即興曲第2番ヘ短調op.31 (フォーレ)
13水の戯れ (ラヴェル)
14ロンド・ア・カプリッチョop.129「無くした小銭への怒り」 (ベートーヴェン)
15スケルツォ ホ短調op.16-2 (メンデルスゾーン)
16歌劇「皇帝サルタンの物語」〜くまんばちは飛ぶ (リムスキー=コルサコフ/ラフマニノフ編)