ミニ・レビュー
リサイタルのアンコールでバーバラが歌うゴスペルはプログラムのメインではないか思うほど感動的だ。3枚のCDから厳選したベスト盤。最後に収められたア・カペラの「時には母のない子のように」を聴いてほしい。ここにはアメリカ黒人の魂が宿っている。
ガイドコメント
アフリカ系アメリカ人の魂の歌というべきゴスペル(黒人霊歌)を、天使のように澄んだ歌声のソプラノ、バーバラ・ヘンドリックスが感動的に歌い上げる。再編集盤。
収録曲
01時には母のない子のように
02わたしの父の家には、住居がたくさんある
03誰もわたしの悩みを知らない
04おおい、乗れよ、子供たち
05なんてきれいな都だろう!
06主の名はこころよい
07深い川
08この重荷をおろしたら
09しずかに揺れよ、懐かしのチャリオット
10イエスを愛する子供なら
11ジェリコの戦い
12イエスよ、わたしを変えてください
13山を回って
14鋤を握りつづけろ
15おまえはそこにいたか?
16精霊を感じるたびに
17私に下さい、イエスさま (ホーガン編)
18昔の信仰 (ホーガン、ハーラン編)
19衣をもらった (ホーガン編)
20戦いなんてもう学ばない (ホーガン編)
21神さまはとても高くに (ホーガン編)
22主よ、クリスチャンでありたいのです (ホーガン編)
23世界をその手に (ホーガン、ボンズ編)
24アメイジング・グレイス (スン編)
25聖者が街にやってくる (スン編)
26時には母のない子のように (ア・カペラ・ヴァージョン)
演奏
バーバラ・ヘンドリックス(S) ドミートリ・アレクセーエフ,ウルフ・ヨハンソン(P) ザ・モーゼズ・ホーガン・シンガーズ オルフェイ・ドレンガル 他
録音
(1)〜(16)83.4 (17)〜(23)98.3 (24)〜(26)90.3,6