ザ・バックホーン / 心臓オーケストラ [CCCD] [廃盤]

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ザ・バックホーン / 心臓オーケストラ [CCCD] [廃盤]
CD
  • アーティスト:
  • ジャンル:
    日本のロック&ポップス
  • レーベル:
    スピードスター
  • 規格品番:
    VICL-60993
  • 価格:
    3,190 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ミニ・レビュー
滑稽なほどエモーショナルな演奏とヴォーカル。しかしここまで本気でのたうち回るバンドが今、一体いくつ存在するのだろう。セカンド・アルバムにしてすでに確固たる世界観が確立されている。今のシーンには少ない、正面突破で地平を切り開く力を持ったバンドだ。
ガイドコメント
3rd「世界樹の下で」4th「涙がこぼれたら」の2枚のシングルほかを収録した2ndアルバム。サウンド/ヴォーカルともにスケール・アップしたロック・アルバムが完成!
収録曲
01ワタボウシ
シンプルでクリアなギター・プレイが突然弾けるときの高揚感が魅力のロックンロール・ナンバー。緩急をつけたプロダクションは耳馴染みが良く刺激的。曲全体をタイトにまとめるドラムは過不足なく、安定した仕上がりを聴かせている。
02ゲーム
ドシャブリの中をひた走るような、やみくもな疾走感が印象的なナンバー。激情ヴォーカルのインパクトもさることながら、息のあったドラム×ギターの切れ味の鋭さも見事。静と動を鮮烈に描き出す曲構成も含め、その実力を遺憾なく発揮している。
03涙がこぼれたら
ダイナミックなベースをバックに、小気味良く丁寧なギター・リフが次第に荒れていく様子と、淡々としたヴォーカルが熱を帯びていく様子のマッチングが見事。「脱落者 今日は自分かも」という現代社会の闇に怯える主人公をテーマにした詞に説得力を持たせる好アレンジだ。
04夏草の揺れる丘
トラディショナルなアメリカン・ロックに根差した馴染みやすいバック・サウンドに、しみじみと歌われるヴォーカルが印象的。激情を抑えたその声に見えてくるのは、希望を持つ勇気と前を見ることの喜びであるよう。アメリカンなギター・ソロもきまっている。
05マテリア
80年代歌謡曲をニューウェイヴ風に味付けしたような古臭さと斬新さが混在したユニークなナンバー。純文学を彷彿とさせるクオリティの高い詞を、青臭さと男くささいっぱいに歌い切るヴォーカル・山田の表現力が突出している。
06ディナー
分厚いディストーションを通したフィードバック・ギターが奏でる荒廃的な空気のなか、ヴォーカルが歌い上げるのは終末的な世界の様子。物足りているからこそ物足りなく感じられる、現代社会の憂いを突きつけられるようなヘヴィな楽曲だ。
07夕暮れ
ダークな曲調の多い彼らにしては珍しい、爽やかささえ感じさせるロッカ・バラードだが、ほろ苦い失恋をノスタルジックに歌い上げる悲しげな内容。その対比がより寂しさを際立たせ、鋭く胸に染み入ってくる。
08野生の太陽
自由を勝ち取るため、わが道を貫くため、真っ向から挑むことへの誓いが力強く歌われるナンバー。その歌声には、エールを送りたくなると同時に勇気を与えられもする。詞の世界を描き出す秀逸なバックの演奏にも注目だ。
09世界樹の下で
“偽りの幸福で埋め尽くされた嘘だらけの世の中”について言及した、ヴォーカルが重々しく響くバラード・ナンバー。曲の進行に合わせて徐々に重ねられていくディストーション・ギターが織りなす、荒れ果てた世界観が印象深い。
10ぬくもり歌
軽快なドラミングをバックに、ささやきに近いか細いヴォーカルで歌い出すのは絶望的な現状。それでも立ち上がり、前へ向かおうと決心する展開に、彼らの心の強さが確認できる。2ndアルバム『人間オーケストラ』のラストを飾るにふさわしい感動的なトラックだ。
アーティスト
  • THE BACK HORN
    日本のオルタナティヴロック・バンド。通称は“バクホン”。メンバーは山田将司(vo)、菅波栄純(g)、岡峰光舟(b)、松田晋二(ds)の4名。“KYO-MEI”という言葉をテーマに、心をふるわせる音楽を届けていくという意思を掲げ、1998年に……
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https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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