ジョン・レノン / マインド・ゲームス(リミックス&デジタル・リマスタリング) [再発]

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ジョン・レノン / マインド・ゲームス(リミックス&デジタル・リマスタリング) [再発]
CD
ガイドコメント
73年発表のソロ第4弾『ヌートピア宣言』が、リミックス&デジタル・リマスタリングにより音質を向上、タイトルを改めて再登場する。「あいすません」の初期ヴァージョンなど3曲の未発表音源を加え、ブックレットも豪華なファン必携盤。
収録曲
01MIND GAMES
02タイト・A$
ジョンらしい言葉遊びを披露するブギ。ロックンロール・シンガーとしての類稀な才能を見せつけてくれる。NYCの一流セッションメンの演奏は洗練されたものだが、主役の天才的な閃きと抜群の反射神経がこのセッションを見事にロックンロールさせている。
03AISUMASEN (I'M SORRY)
「あいすみません」という日本語を歌詞に遣った曲。やや控えめながら劇的な編曲を施したゴスペル調のロッカ・バラード。ヨーコへの謝罪の唄だが、普遍的な名曲にもなり得る良質の素材を極私的なラブ・ソングに仕上げてしまうところがいかにもジョンらしい。
04ONE DAY (AT A TIME)
ジョンならではの押韻や言葉遊びが楽しめるバラード。わざとらしいファルセットを多用したメロウなラブ・ソングで、あざとい女性コーラスを大々的にフィーチャーしたブラコン調の編曲も愉快。ジョンのユーモアのセンスが過剰気味に発揮された1曲。
05BRING ON THE LUCIE (FREDA PEEPLE)
ニクソン大統領を批判したメッセージ・ソング。当時はまだ米国でもあまり知られていなかったレゲエのリズムを模倣した擬似レゲエ調のサウンドに乗って、ニクソンを挑発することを楽しんでいるかのようなジョンが女性コーラス陣とともに大いに歌う。
06NUTOPIAN INTERNATIONA ANTHEM
6秒間の無音状態による「ヌートピア国際讃歌」。この6秒間に聴き手が自分の好きな歌を思い浮かべれば、それが「ヌートピア」の国歌になる、という趣向のいかにもジョンとヨーコらしいデモンストレーション。6秒間では短すぎる? それとも長すぎる?
07INTUITION
08OUT THE BLUE
09ONLY PEOPLE
「庶民だけが世界を変えられる」というヨーコの言葉から生まれた曲。子供でも簡単に覚えられそうな単純なメロディと平易な歌詞で構成されたポリティカルなポップ・ソング。これが「セサミ・ストリート」で歌われたら、ジョンとヨーコはきっと歓ぶだろうな。
10I KNOW (I KNOW)
ジョンの力強い歌声が堪能できるメロディックなバラード。これもヨーコへの謝罪の唄だが、「あいすません」ほど極私的な歌詞ではないので、普遍的なラブ・ソングとして聴くこともできる。ややオーヴァー・プロデュース気味ではあるが、これは秀作。
11YOU ARE HERE
12MEAT CITY
「ロックンロールが欲しい」とジョンが叫ぶロックンロール。「ニューヨーク・シティ」の姉妹作のような曲で、本来なら『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』に収録されるはずだった。ロックンロール・シンガーとしての彼のヴォーカルを堪能できる1曲。
13AISUMASEN (I'M SORRY)
1973年5〜6月に録音されたデモ・ヴァージョン。生ギターの弾き語りで歌われている。当時のタイトルは「コール・マイ・ネーム」。歌詞はまだ決定稿ではないようだが、ほぼ完成していると言ってもいい。未完だが、こちらのヴァージョンも面白い。
14BRING ON THE LUCIE (FREDA PEEPLE)
1973年5〜6月に録音されたデモ・ヴァージョン。ドブロ・ギターの弾き語りで歌われる1分足らずのトラック。公式ヴァージョンではエレクトリック・ギターのスライド奏法が採用されたが、ドブロならではのアコースティックな味わいも捨て難い。
15MEAT CITY
1973年5〜6月に録音されたデモ・ヴァージョン。エレクトリック・ギターを弾きながらジョンが歌っている。1971年に作られた当初は「シューシャイン」と呼ばれていたこの曲の魅力は、このデモ・トラックからもリアルに感じられる。
アーティスト
  • ジョン・レノン
    1940年10月9日、英リヴァプール生まれのミュージシャン。60〜70年代を席巻したビートルズの中心的メンバーとして著名。ビートルズ解散後の70年に『ジョンの魂』を発表してソロ・キャリアをスタート。71年に妻のヨーコ・オノとともに拠点をニュ……
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