ミニ・レビュー
ようやっと真価が世間に認知されてきたCKBの2002年3枚目となるマキシ。堂々たる昭和歌謡なタイトル曲、CKB流ファンクの新境地(2)、例のクリスマス・ソングとは表裏一体を成す(3)、池田正典によるリミックス(5)、と入り口は多彩。入ったら出られないけどね。★
ガイドコメント
快進撃を続けるクレイジーケンバンドのニュー・シングルは、横須賀を舞台に横山剣が男の友情を熱く歌いあげており、またもや傑作。ほかに新作2曲や、アルバム収録曲のリミックスを収録。
収録曲
01タイガー&ドラゴン
02ヨコスカン・ショック
基地の町、横須賀の混沌とした様相がスロー・ファンクで描かれる。その土地の空気をあざやかに歌に昇華させる横山剣は、優秀なジャーナリストでもある。タワー・オブ・パワーのようなホーンも強力だ。
03ファイアー・クラッカー
速い16ビートのオールド・ソウル。こんなにとがったクリスマス・ソングが他にあるだろうか? 甘っちょろい退屈な風潮へのアンチテーゼともとれる。長いものにまかれない、CKBの頼りがいのあるスタイルがここにある。
04eye catch (虎)
「俺の」が2回の後にタイトル・コール。この次の言葉はリスナーに委ねられているのかもしれない。「5分」だの「2分」だのその背景を読み解きたいが、感じ方は人それぞれでいいという粋な計らいだ。横山剣の友情は無骨でやさしい。
05アメ車と夜と本牧と (Mo'Mansfield Roc Mix)
06eye catch (龍)
「俺の」が2回の後にタイトル・コール。この次の言葉はリスナーに委ねられているのかもしれない。「5分」だの「2分」だのその背景を読み解きたいが、感じ方は人それぞれでいいという粋な計らいだ。横山剣の友情は無骨でやさしい。
07タイガー&ドラゴン (Karaoke)
08ヨコスカン・ショック (Karaoke)
09ファイアー・クラッカー (Karaoke)